化学最終更新日: 2026-10-03

中和滴定の計算

中和滴定の計算を、物質量(mol)の途中式つきで行います。未知の濃度を求める基本パターン、中和に必要な体積、希釈してから滴定するパターンに対応。酸・塩基の価数を指定でき、高校化学の学習・検算に役立ちます。

ブラウザ内完結 · データ送信ゼロ入力値は安全に保護されます
価数 × 濃度 × 体積 = 価数′ × 濃度′ × 体積′

濃度がわかっている側

濃度を求めたい側

酸

塩基

例: 原液10mLをメスフラスコで100mLに → 10

標準溶液(濃度がわかっている溶液)

HCl=1、H₂SO₄=2、NaOH=1、Ca(OH)₂=2 など

例題で試す

パターンを選び、値と価数を入れると計算できます。

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使い方

  1. 1

    パターンを選ぶ

    未知の濃度を求める・必要な体積を求める・希釈してから滴定する、の3つから選びます。

  2. 2

    値と価数を入力する

    濃度(mol/L)、体積(mL)、酸・塩基の価数(HClなら1、H₂SO₄なら2)を入力します。

  3. 3

    途中式と結果を確認する

    「イオンの物質量 → 中和の等式 → 濃度・体積」の流れと、有効数字の目安を確認できます。

このツールの特長

  • 未知の濃度・必要な体積・希釈後の滴定の3パターン
  • 酸・塩基の価数を指定(HCl=1、H₂SO₄=2、Ca(OH)₂=2など)
  • 「イオンの物質量 → 中和の等式 → 濃度」の途中式を表示
  • すべてブラウザ内で計算。登録不要・入力値は送信されない

こんな場面で便利

宿題・問題集の検算

中和滴定の計算問題を、molの途中式を見ながら答え合わせできます。

実験の準備

滴定に必要な標準溶液の体積や、おおよその濃度の目安を事前に計算できます。

食酢・清涼飲料水の定量

希釈してから滴定した結果から、もとの試料の濃度を求められます。

詳しい説明

中和滴定は、濃度がわかっている溶液(標準溶液)を滴下して、濃度がわからない溶液とちょうど中和させ、その滴下量から未知の濃度を求める操作です。中和点では、酸が出す水素イオン(H⁺)の物質量と、塩基が出す水酸化物イオン(OH⁻)の物質量が等しくなります。

計算の基本は「価数 × モル濃度 × 体積」です。酸の価数をa、濃度をc、体積をv(L)、塩基をa′・c′・v′とすると、a×c×v = a′×c′×v′ が中和の等式になります。体積はmLとLのどちらでも、両辺で同じ単位なら比として使えますが、物質量(mol)を確認するときはLに直してから計算します。

希釈してから滴定する問題では、まず希釈液の濃度を中和の等式から求め、それを希釈倍率(もとの体積→メスフラスコの体積)で掛けて原液の濃度に戻します。なお、弱酸・弱塩基でも中和の量的関係は電離度に関係なく成り立ちますが、滴定曲線や指示薬の選択は酸・塩基の強弱で変わります。

よくある質問

体積はmLとLのどちらで入力しますか?

mLで入力してください。ツール内部でLに換算して物質量(mol)を計算します。中和の等式では体積の単位が両辺で同じなら打ち消し合うため、mLのままで比を使うこともできます。

価数はどうやって決めますか?

酸は1分子が出せるH⁺の数、塩基は1分子が出せるOH⁻の数です。塩酸・硝酸・酢酸は1、硫酸は2、水酸化ナトリウム・水酸化カリウムは1、水酸化カルシウム・水酸化バリウムは2です。

弱酸・弱塩基でもこの式は使えますか?

使えます。中和の量的関係は電離度に関係なく成り立ちます。ただし、中和点のpHは強酸・強塩基の場合と異なるため、指示薬の選択には注意が必要です。

結果の有効数字はどうすればよいですか?

表示は3桁の有効数字の目安です。問題で与えられた数値の桁数(多くは3桁)に合わせて丸め直してください。途中では丸めず、最後に一度だけ丸めます。

すべての処理はブラウザ内で実行されます。ファイルがアップロードされることはありません。

検証: 教科書例(塩酸10.0mLを0.100mol/L NaOH 15.0mL→0.150mol/L、硫酸20.0mL・2価→0.0750mol/L、食酢の10倍希釈→原液0.800mol/L、Ca(OH)₂で中和→25.0mL)とエラー処理を自動テストで確認

利用状況の計測設定(任意)

同意した場合のみ、ランダムなブラウザIDと、ツール利用・学習の操作イベントを送信します。匿名の集計ではなく、再訪を調べるための仮名IDによる計測です。入力・回答・鍵・ファイル・検索語は送信しません。同意は90日間。断ってもすべての機能を使えます。

計測は無効です。

保存期間とプライバシー