pH計算
水素イオン濃度 [H⁺] から pH を、pH から濃度を、両方向で計算します。1e-7のような指数表記に対応し、pH = −log₁₀[H⁺] の代入過程、酸性・中性・塩基性の判定(25°C基準)を表示します。
例題で試す
濃度かpHを入力すると、片方の値が計算されます。
使い方
- 1
向きを選ぶ
「濃度 → pH」か「pH → 濃度」か、計算の向きを選びます。
- 2
値を入力
水素イオン濃度(例: 1e-7)またはpH(例: 2.5)を入力します。
- 3
値と分類を確認
計算結果に加えて、代入過程と酸性・中性・塩基性の判定を確認できます。
このツールの特長
- 濃度→pH、pH→濃度の両方向を1つのページで計算
- 1e-7のような指数表記に対応、pHは小数第2位まで表示
- 酸性・中性・塩基性の判定(25°C基準)と代入過程を表示
- 0以下の濃度をエラーで通知、入力は送信しない
こんな場面で便利
化学の宿題の答え合わせ
pH と水素イオン濃度の変換問題で、対数の計算を確認する。
実験レポートの数値整理
測定した pH から濃度を、または濃度から pH を出してレポートに記載する。
溶液の性質の確認
手元の溶液のpHを入れて、酸性・中性・塩基性のどれかを確かめる。
詳しい説明
pH は水素イオン濃度 [H⁺](mol/L)の常用対数にマイナスを掛けた値で、pH = −log₁₀[H⁺] と定義されます。たとえば [H⁺] = 1 × 10⁻⁷ mol/L なら pH = 7 です。逆に pH から濃度を求めるには [H⁺] = 10⁻ᵖᴴ を使います。本ツールはどちらの向きでも、式への代入過程を表示します。
pH による分類は、25°Cの水を基準に pH < 7 を酸性、pH = 7 を中性、pH > 7 を塩基性として表示します。水温が変わると中性の pH は 7 からずれる(80°Cで約6.3)ため、あくまで25°C基準の目安です。pH と pOH の間には pH + pOH = 14(25°C)の関係もあります。
濃度は 1e-7 のような指数表記でも入力できます。pH は一般的な慣例に合わせて小数第2位まで表示し、0〜14の範囲を外れる濃厚な溶液の値もそのまま計算して、範囲外であることを併記します。濃度が 0 以下の場合は対数が定義されないためエラーになります。入力は送信されず、計算はすべてブラウザ内で完結します。
よくある質問
pH とは何ですか?
水素イオン濃度 [H⁺](mol/L)の常用対数にマイナスを掛けた値で、pH = −log₁₀[H⁺] と定義されます。溶液の酸性・塩基性の強さを0〜14程度の数値で表せます。
pH 7 が中性なのはなぜですか?
25°Cの純水では [H⁺] = 1 × 10⁻⁷ mol/L であり、その対数を取ると pH = 7 になるためです。水温が変わると水の電離のバランスが変わり、中性点もずれます(80°Cで約6.3)。
pH が 0 未満や 14 を超えることはありますか?
あります。濃厚な塩酸や水酸化ナトリウム溶液では pH が 0 未満・14 超になることがあります。ツールでは範囲外の値もそのまま計算し、範囲外であることを併記します。
pH と pOH の関係は?
25°Cでは pH + pOH = 14 が成り立ちます。pOH は水酸化イオン濃度 [OH⁻] に対する −log₁₀[OH⁻] で、酸性溶液ほど pH が小さく pOH が大きくなります。
関連ツール
すべての処理はブラウザ内で実行されます。ファイルがアップロードされることはありません。
検証: 既知値([H⁺]=1e-7 → pH 7、pH 5 → 1.0×10⁻⁵)、0以下のエラー、逆方向計算、ENページを自動テストで確認
今日の豆知識
pH は1違うと水素イオン濃度が10倍変わります。pH 3 のレモン汁と pH 4 のトマトジュースでは、レモン汁のほうが10倍酸性が強い——グラフより先にこの「1違えば10倍」を覚えると pH が読みやすくなります。