「自分の干支を調べたい」「2026年は何年?」「家族みんなの干支をまとめて知りたい」——干支は年賀状や占い、話題のなかでよく登場するのに、いざ調べようとすると式を思い出せないことがあります。

この記事では、西暦年から干支(十二支)を計算する方法を軸に、子から亥までの早見表、切り替わりの時期の注意点、干支にまつわる基礎知識を、計算例つきで解説します。西暦年を入力するだけで判定できる無料ツールも紹介します。

干支(十二支)とは?子から亥まで12年で一周する仕組み

干支(えと)とは、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類を、順番に循環させて年を表す伝統的な方式です。ネズミから始まる動物にそれぞれ対応し、12年で一周します。

たとえば2020年が子年なら、2021年は丑年、2022年は寅年と進み、2031年にもう一度子年が巡ってきます。毎年12月に「来年は〇〇年」と話題になるのはこのためです。

この12年の循環は、古代中国で時間や方角を表すために生まれた考え方に由来します。日本には飛鳥時代に伝わり、年だけでなく時刻(子の刻=深夜0時ごろ)や方角(北東=丑寅の方角)にも使われてきました。現代では年賀状や占いで目にする機会がほとんどですが、暦の文化として長く続いてきた仕組みです。

十二支 読み 動物
子(ね) ね ねずみ
丑(うし) うし 牛
寅(とら) とら 虎
卯(う) う うさぎ
辰(たつ) たつ 龍
巳(み) み へび
午(うま) うま 馬
未(ひつじ) ひつじ 羊
申(さる) さる さる
酉(とり) とり 鳥
戌(いぬ) いぬ 犬
亥(い) い いのしし

「干支」と「十二支」の違い:厳密には、子・丑・寅…の12種類は「十二支」で、「干支(かんし)」は十干と十二支を組み合わせた「甲子(きのえね)」などの60種類を指します。しかし現在の日本では、十二支だけを「干支(えと)」と呼ぶのが一般的になっています。

計算方法:西暦年から干支を求める公式

西暦年から干支を求めるには、次の式を使います。

(西暦年 − 4) ÷ 12 の余りで判定する

余りが0なら子年、1なら丑年、2なら寅年と続きます。たとえば2026年は「(2026 − 4) ÷ 12」の余りが6、つまり午年(うま年)です。

計算例

  1. 1990年生まれ: (1990 − 4) ÷ 12 = 165余り6 → 午年
  2. 2000年生まれ: (2000 − 4) ÷ 12 = 166余り4 → 辰年
  3. 1975年生まれ: (1975 − 4) ÷ 12 = 164余り3 → 卯年

電卓でも、「西暦年から4を引いて12で割った余り」を出し、子(余り0)から数えれば判定できます。

早見表:令和・平成・昭和の主な年

計算しなくてもよいように、最近の年と主な元号の早見表を用意しました。

令和・平成・昭和の対照表

西暦 令和 平成 昭和
2019年 令和元年 平成31年 昭和94年
2020年 令和2年 — 昭和95年
2024年 令和6年 — 昭和99年
2026年 令和8年 — 昭和101年
1989年 — 平成元年 昭和64年
1995年 — 平成7年 昭和70年
1980年 — — 昭和55年

元号の切り替わり年に注意:元号は西暦の途中で切り替わります。1989年は1月7日まで昭和64年、1月8日から平成元年。2019年は4月30日まで平成31年、5月1日から令和元年です。干支はこの影響を受けませんが、元号で年を表す書類では切り替わり日を確認してください。

十二支と西暦の対照表

干支 該当する西暦年の例
子年 2020年・2008年・1996年
丑年 2021年・2009年・1997年
寅年 2022年・2010年・1998年
卯年 2023年・2011年・1999年
辰年 2024年・2012年・2000年
巳年 2025年・2013年・2001年
午年 2026年・2014年・2002年
未年 2027年・2015年・2003年
申年 2028年・2016年・2004年
酉年 2029年・2017年・2005年
戌年 2030年・2018年・2006年
亥年 2031年・2019年・2007年

実践:切り替えの時期と知っておきたいポイント

干支の切り替えは1月1日か立春か

現在の一般的な使い方では、干支は1月1日に切り替わると考えて問題ありません。一方、伝統的な暦では立春(2月4日ごろ)を年のかわりめとする数え方もあり、占いの分野では立春基準が使われることがあります。1月〜2月上旬生まれの方は、どちらの基準かによって結果が変わる場合があります。

年賀状で役立つポイント

年賀状の干支は、その年の干支と一致させるのが基本です。たとえば2026年の年賀状は午年の意匠を使います。印刷所によっては締め切りが11月中旬〜12月上旬と早いため、11月中に干支を確認して図柄を決めておくと安心です。

家族の干支をまとめて調べるときは、生まれ年の古い順に並べると分かりやすくなります。たとえば1970年生まれの父(戌年)・1975年生まれの母(卯年)・2010年生まれの子(寅年)のように一覧にすれば、「家族の中で干支が重なるのは誰か」「次に同じ干支が巡るのは何年か」も一目で分かります。12年ごとに同じ干支が巡るため、自分と同じ干支の年は12歳・24歳・36歳…という節目の年でもあります。

また、干支は年数を思い出す補助としても役立ちます。「辰年生まれの同僚」「午年生まれの友人」のように動物で覚えておくと、正確な年齢を聞きにくい場面でも、おおよその年回を見当させやすくなります。十二年に一度めぐる「年回」という考え方は、還暦(数え年61歳=出生年の干支に戻る年)のように節目の祝いとも結びついています。還暦の「還」は「もどる」という意味で、生まれた年の干支に戻ることから、赤いちゃんちゃこを着る慣習が生まれました。

明治より前は対象外と考えてよい

十二支の仕組み自体は昔からありますが、明治より前は旧暦(太陰太陽暦)を使っており、日付の対応が現在とは異なります。1873年(明治6年)の改暦以降のグレゴリオ暦であれば単純な換算が可能ですが、それ以前の変換には歴史的な知識が必要です。一般的な書類や日常の用途では、明治元年(1868年)以降を対象にすれば足ります。

ツールで干支を判定する

西暦年からの計算も、Tools Hubの干支(十二支)判定ツールを使えば入力するだけです。西暦年を入力するとその年の干支が即座に表示され、前後12年の一覧表で家族や友人の干支もまとめて確認できます。計算はすべてブラウザ内で完結し、入力した年が送信されることはありません。

使い方(3ステップ)

1

西暦年を入力

干支(十二支)判定ツールを開き、調べたい年を西暦で入力します。

2

干支を確認

その年の干支が即座に表示されます。1990年なら午年、というように即座に分かります。

3

前後12年の一覧で確認

前後12年の一覧表で、家族や友人の干支もまとめて確認できます。

この記事で紹介したツール

干支(十二支)判定ツール

西暦年を入力するだけで干支を判定。前後12年の一覧表付きで、ブラウザで完結・無料です。

使ってみる

六曜(大安・仏滅など)を調べたいときは、六曜カレンダーで日付ごとの六曜を確認できます。日付の和暦変換には和暦・西暦変換ツールが便利です。

まとめ

  • 干支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類を12年で一周させる仕組み
  • 計算は「(西暦年 − 4) ÷ 12 の余り」で判定。余り0が子年
  • 2026年は午年。2020年は子年、2021年は丑年
  • 元号(令和・平成など)は西暦の途中で切り替わるため、年賀状以外の確認では切り替わり日に注意
  • Tools Hubの干支判定ツールなら、前後12年の一覧表つきでブラウザから無料

年賀状の準備や家族の干支確認のときは、まずこの記事の早見表かツールで一度確認してみてください。

よくある質問

2026年の干支は何ですか?

午年(うま年)です。十二支は12年で一周するため、2014年も2026年も午年になります。

自分の干支を調べる一番簡単な方法は?

生まれた年の西暦から4を引いて、12で割った余りを子年から数える方法が確実です。暗算が難しい場合は、Tools Hubの干支判定ツールに西暦年を入力するだけで判定できます。

1月と2月の境界日前后で干支は変わりますか?

干支そのものは1月1日基準で変わらないため、通常は変わりません。ただし伝統的な暦では立春(2月4日ごろ)を年のかわりめとする数え方があり、占いなどでは立春基準が使われることがあります。

「干支」と「十二支」は違うものですか?

厳密には、十干と十二支を組み合わせた60種類が「干支」で、子・丑・寅…の12種類は「十二支」です。しかし現在の日本では十二支だけを「干支(えと)」と呼ぶのが一般的です。

参考資料